2011年7月11日月曜日

ミクロレベルの社会知デザインの実現方法論

[タイトル]
ミクロレベルの社会知デザインの実現方法論

[著者]
西田 豊明

[掲載]
第55回システム制御情報学会研究発表講演会講演論文集, pp.13-20, 2011.

[アブストラクト]
Research on social intelligence design aims at understanding and augmentation of social inteliigence resulting from individual interlligence to solve problem and learn from experiences. After a brief description of the histroy of its development, this tutorial describes the framework of social intelligence design research that encompasses defferent levels of granularity and varying research interests ranging from analysis to synthesis. It will then focus on the social intelligence research at the micro level and show how it is investigates.

[キーワード]
社会知、エージェント、

[要約・感想]
問題解決行動は、行動主と社会との共同作業である。
そのような前提に立って、
行動主が、社会という存在を自覚し、他者との社会的な関係を構築し、利用することによって種々の問題を解決する能力を、「行動主の社会知」という。
一方、社会全体として、問題を解決し経験から学習する能力を「集団の社会知」と言う。

このような社会知というものについての研究の展望がなされている。
その後、「ミクロレベルの社会知」に着目した研究の紹介がなされる。
要するに
人と人との会話の中で取り交わされる言語・非言語情報を分析し、
その結果をもとにエージェントを組む
という流れ。

正直、イマイチよくわらからない。
チュートリアルの講演論文なので、これ以上は期待できない部分もあるが。。。

「社会知」という大仰なテーマと、やっていることがロボット開発である
という点とのギャップが大きすぎる。
エージェントを合成をすること自体はあくまで方法にすぎなくて、
目的は「会話行為の数理的モデルの構築」(エージェントはそのモデルの実証実験をするためのツールとして作っている)ということなのであればわかるのだが・・・。

そのほかの部分(協調作業、コミュニティ)はまだわからなくはないのだが、、、
(といいつつ、それらの研究も紹介されているわけではないので、わからんが・・・)

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