2011年5月16日月曜日

生きがい・働きがいの構造(II)—実態調査を通してみた—

[タイトル]
生きがい・働きがいの構造(II)—実態調査を通してみた—

[著者]
安藤 喜久雄

[掲載]
駒澤大學文學部研究紀要 35, A115-A159, 1977

[アブストラクト]
None

[キーワード]
働きがい、生きがい、

[要約・感想]
全体として感じたこと。
(1)Short−LengthとLong−Lengthということで「生きがい・働きがい」を2段階に分けて、「生きがい・働きがいとはどのようなもののか」「何に生きがい・働きがいを感じるか」というものをLong−Lenght、「生きがいを感じるときは主にどんなときであるか」をShort−Lenghtとおいている。この視点は重要。自分の研究でも、このいずれを採用するかをポイントとしている。

(2)生きがい・働きがいが損なわれると、その人の興味そのものが仕事に向かなくなり、「仕事を良くしたい」という考えが出てこなくなる。さらに、余暇の過ごし方についても積極的な過ごし方をしたいとは思わなくなり、全人的な活力の低下をもたらしている様子が描かれている。
←特に、「P.131:「仕事への不満感」の高さにもかかわらず「やりがいのある仕事をしたい」という欲求に見られるように仕事や社会に対する欲求はあまり強くなく、また、休養とか遊びに対する欲求も低い傾向にある」という行から。

・・・
結局、結論が見えてこない論文。要するに何がいいたいのかをまとめてくれていない。
結局データを語っただけで、データをもとに、この人は何を考えたのだろうか??

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