2011年11月3日木曜日

日本人の「生きがい」と「働きがい」に関する史的考察

[タイトル]
日本人の「生きがい」と「働きがい」に関する史的考察

[著者]
乾 修然

[掲載]
産業衛生学雑誌, Vol.46, No.2, p.65, 2004-03-20

[アブストラクト]
わが国の労働衛生思想の根拠は4期に分けて考えることができる。(1)戦前=恩恵的慈恵的思想 (2)戦後=労働者保護思想、(3)高度経済成長期=能力開発思想、(4)現代・近未来=人間的労働(生きがい・働きがいに?がる)思想。国家存亡の危機をはじめ、その時々に編み出されてきた日本人の知恵と思想を基礎として、時代毎に「生きがい」「働きがい」観の形成に強く影響した。(1)儒教・道教等=日本国家誕生、(2)仏教・キリスト教=末法思想到来、(3)国学=徳川幕府解説、(4)尊皇・攘夷=元禄太平、(5)文明開化=幕末・開国、(6)富国強兵・殖産興業、(7)民主主義=敗戦。既に21世紀に入ったこれかの日本における労働衛生の重要な課題は「生きがい・働きがいのある職場づくり」となることは間違いないと思われる。「生きがい・働きがい」観は多様であるが、聖徳太子による建国以来、時に応じて選択されてきた思想を基盤に、新時代にふさわしい「生きがい・働きがい」論が求められている。

[キーワード]
Nothing

[要約・感想]
研究会発表の議事録。アブストラクトがそのまま記載の全文。

まあ、なんというか・・・。

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