2009年2月19日木曜日

3次元コンピュータグラフィックス技術を用いた教育訓練支援システムの試作

登録日:2009_02_19_PM_05_15_22

タイトル:3次元コンピュータグラフィックス技術を用いた教育訓練支援システムの試作

著者:九手 明純, 花房 英光, 松岡 由了, 知手 育夫

abstract:

引用元:INSS Journal, Vol.5, pp.135-141

keyword:

独自のkeyword:

要約・感想:機器の分解・組み立てに関する教育・訓練支援システム。実機を用いた訓練では、力加減の習得という点も目的としているが、そこまではこの時点では技術的に無理だった(今は知らないが)ので、構造理解や手順習得といった従来、机上の座学で行われている部分を主目的にすえている。



あくまで、システム構成の紹介が論文のメインで、実際にこのシステムをどのように運用していくかは、方針は示されているものの、具体的には提示されていない。

原子力プラント運転員の情動が認知行動に及ぼす影響

登録日:2009_02_19_PM_05_14_05

タイトル:原子力プラント運転員の情動が認知行動に及ぼす影響

著者:長谷川 尚子, 吉村 誠一

引用元:電力中央研究所研究報告書S97001

独自のkeyword

要約・感想:いろいろと参考になる論文。特に、情動と予想される行動については、きわめて示唆深いないようだと思われる。

火力発電所訓練用シミュレータについて

登録日:2009_02_19_PM_05_13_12

タイトル:火力発電所訓練用シミュレータについて

著者:船橋 一之

引用元:日本機械学会, Vol.70, No.586,pp.65-69,1967.

要約・感想:かなり古い文献であるので、直接何かの参考になるかはわからないが、基本的な考え方が示されている。基本的には、シミュレータを用いることそのものの目的は、プラント運転に関するより実物に即した訓練、「実体験を伴った学習・発見学習」である。すなわち、知識獲得がメインである。
コミュニケーションの大切さ等については、「合宿を組む」、「相互に役割を変更した訓練をする」ことによる相互の作業の理解・・・などによって行われている。

2009年2月16日月曜日

列車運転シミュレータ上で発生するヒューマンエラー

タイトル
列車運転シミュレータ上で発生するヒューマンエラー

著者
深沢 伸幸, 倉又 哲夫, 佐藤 清, 澤 貢, 水上 直樹, 赤塚 肇

abstract
This research aims at analyzing human errors committed in operating a train simulator. Six maile subjects, aged from 30 to 54, who were not experienced train operation participated in a two-day error susceptibility experiment after a three-day rehearsal of simulator operation. During the experiment, they committed 163 errors of six patterns at an error occurrence ration rating from 10^-4 to 10^-2. We also performed a case study on human errors that caused overrunning stop signals based on the data of train performance curve. The study results show that the train operation simulator can effectively be used analyze human errors in train operation.

引用元
鉄道総研報告, Vol.17, No.1, pp.15-18, 2003

keyword
ヒューマンエラー, 列車運転シミュレータ, 停止位置不良事故, 運転曲線

独自のkeyword
アイマークカメラ, エラー分析, エラー発生過程

要約・感想
当初の目的が、エラーの発生過程の分析なのに、結論が「シミュレータでエラーが模擬できる」という結論なのは、納得がいかない。

ただ、中で書かれているエラーの発生過程(メカニズム)の分析や考察は、中々興味深い。

<習熟過程でのエラー>
  • スキル・ルールの未定着
<習熟後のエラー>
  • 慣れによるそれまで多く発火していた行動の誤った場面での自動発火(思わずやってしまった、つまりはSlip)、
  • 慣れによる状況全体に向けられるリソース縮小による(つまりは集中力低下による)ルール(指差喚呼)の意識からの抜け、(Lapse)
  • 反復作業によるイリーガルな「強化学習」からくる、「外部環境を『積極的に』見ようとする」意欲の低下
  • 慣れから来る一時的な覚醒水準の低下
<覚醒水準の低下によるエラー>
  • 覚醒水準の低下(注視点のコントロールの喪失)→覚醒水準の復帰(したと考えられる)(注視点の移動パターンから慌てが見て取れる)→錯誤→誤った操作

2009年2月13日金曜日

機関室シミュレータ訓練の現状

タイトル
機関室シミュレータ訓練の現状

著者
中澤 武, 田中 賢悟, 胡 先富, 杉田 英昭

abstract
A practical training method using an Engine Room Simulator (ERS) has been introduced as an effective training for the students of marine engineering course at maritime institutions, especially, since the adoption of 1995 amendment to the STCW Convention. The authors have introduced the STCW Convention and Codes, the contents of IMO Model course 2.07 and the Standard for certification of ERSs by Det Norske Veritas. In this paper, the current state of training using ERSs in Japan and overseas is compared, and the directivity and possiblity of educational training using ERSs is discussed.

引用元
神戸大学海事科学部紀要第1号, pp.19-26, 2004

keyword
International Convention, Maritime Education and Training, Engine Room Simulator

独自のkeyword
船舶におけるシミュレータの訓練への応用

要約・感想
やはり、省察 が大切ということか。あと、単純に、訓練の時間が短いことが問題なのかも。

マンマシンシミュレータを用いた運転訓練システムの開発

タイトル
マンマシンシミュレータを用いた運転訓練システムの開発

著者
佐相 邦英, 高野 研一, 佐野 敏明

abstract
This paper describes the concept and development progress of an operator training system based on Man Machine Simulator (MMS) developed by CRIEPI, which simulates the behavior of an operating team under abnormal operating conditions behaves as results of computer simulation of them. This system uses 3D computer graphics to present the behavior of the simulated team and the contorol panels. This system uses Boston Dynamics Inc.'s PeopleShop in order to describe the 3D images of operator's behavior. On the 3D CG controlpanels, indications of gauges are changeable and lights of alarms go on and out, reflecting the simulated plant behavior.

引用元
日本機械学会 第8回動力・エネルギー技術シンポジウム講演論文集, pp.317-320, 2002

keyword
Keyword

独自のkeyword
シミュレーション

要約・感想
要するに、VRアニメを作成するシステム。

状況を第3者の位置から俯瞰することのによる学習を促す。特に、「悪い状況」を見せるのに、効果的ではないだろうか。「良い状況」は、おそらくビデオ撮影の方が良いだろう。

2009年2月4日水曜日

非定常時・異常時パフォーマンスを測定可能な多重選択反応検査の開発

登録日:2009_02_4_AM_08_49_33

タイトル:非定常時・異常時パフォーマンスを測定可能な多重選択反応検査の開発

著者:青沼 新一, 静山 弘美, 高田 雄一郎, 楠神 健

abstract: 現在の鉄道の運転適性検査体系は、1949年の制定以来大きな見直しを受けることなく今日に至っている。その間、運転環境は大きく変化し、要注意なヒューマンエラーの内容も非定常時・異常時にシフトしてきた。このため、既存の運転適性検査の事故やエラーに対する識別力を考慮しながら、今後、重要になると想定される非定常時・異常時パフォーマンスの予測が可能な適性検査を複数の選択反応(色・形・音)を組み合わせた多重選択反応検査として開発した。また、その妥当性(予測可能性)を、非定常時・異常時パフォーマンスに加え各種エラーおよび実際の運転作業における取扱い誤り事情に対して確認した。

引用元:JR EAST Technical Review, No.21, pp.35-41

keyword:運転適性検査, 多重選択反応検査, 心理適性検査, 異常時パフォーマンス, ヒューマンエラー

独自のkeyword:過去のエラーの分類

要約・感想:09.2.4

現時点では、前半のエラーの分類の部分のみしか目を通していないが、この部分を見る限り、非常にやっていることが似ている。ただ、相違点としては、



1.異常時の行動モデルが最初からある程度決め打ちされている。一方、こちらが行った内容は、認知行動モデルの一般的モデルをもとに分類したもので、いわば、「『異常時の行動モデル』を描くために」分類したものである。

2.また、分類の仕方も、結構大雑把である。

3.さらに、論文だけからは、何を情報源にして分類したものであるかが分からない。「真っ白等」がないというのは、言葉を濁した記述にはなっているが、にわかには信じがたい。



これらの点が、逆に、こちらの結果を発表するときの新規性・有用性になるのではないか。